「キングダム」 戦は”数”じゃねェ ”人”だ
こんにちは、ケチャップです。
今日の紹介は「キングダム」です。
週刊少年ヤングジャンプで2009年から連載されています。
実写化もされ、大コケする予想に反して大ヒットを記録していますね。
はじめに
簡単なストーリーとしては、紀元前3世紀ごろの中国の戦国時代末期を舞台に、秦の大将軍となることを目指す少年の物語です。
キングダムは、所々でオリジナル展開やキャラがいるものの、概ね史実を元にしてストーリーが進んでいきます。
現在までのストーリーはこんな感じ!
詳しく書くとほんっっっとうに長いのでかなり端折ります。
春秋戦国時代、中華は大国七国「秦・斉・楚・魏・趙・韓・燕」に別れて戦争中。
主人公がいる「秦」では、六大将軍というとても強い将軍たちがいた。
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主人公である信と後に始皇帝となる秦王政(以後「政」)は出会う。
信は「大将軍となる」、政は「中華統一」という誓いをお互いに立て、夢の実現を目指す。
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信、初陣である「魏」との戦で武功を立て、百人将となる。また、「飛信隊」という隊を率いることになる。
秦が「韓」を攻める際、「趙」が背後を突いてきた。
信は最後の六大将軍である「王騎」とともに迎撃するが、趙三大天の一人「李牧」の策により王騎が命を落とす。
信は王騎から矛を託される。
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秦、趙と同盟し魏を攻める。
信、千人将となる。
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趙が主導となった六大国の合従軍が秦に攻め入る。
秦、多大なる犠牲を出すが辛くも勝利。
信、三千人将となる。
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政を支持する大王派、丞相率いる相国派、皇后率いる毒国派の政争が本格的となる。
大王派が勝利。
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秦、本格的に中華統一に乗り出す。
魏と趙の一部へ攻め入る。
信、五千人将となる。
また、「斉」から、非公式ではあるが事実上の降伏宣言を勝ち取る。
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趙を堕とすため、趙の大都市である鄴へ攻め入る。
なげえよ!!!
ごめんなさい、ケチャップではこれが精一杯でした。
◯こんな人にオススメ!
・熱いバトル漫画が読みたい!
・ 集団戦が読みたい!
キングダムの魅力はなんといっても歴史物ならではの合戦。
タイトルの「戦は”数”じゃねェ ”人”だ」のとおり、キングダムでは数の多寡そのものよりも、それををひっくり返すほどの非常に強い将軍や軍略に重きが置かれています。
集団対集団と将軍対将軍どちらもかなり熱い。
主人公の信以外にも、王騎、王賁といった将軍は名勝負製造機。
また、将軍だけでなく軍師の活躍も多い。
他では聞かないキングダムならではの戦術もあり。
どこを読んでも熱いキングダムですが、特に合従軍編(25〜33巻)の六国から侵攻される絶望感からの展開は鳥肌ものです。
物語のヤマまで読んでみたい、という方はそこまでオススメ。
✖️当てはまる人は苦手かも
・本格的な合戦が読みたい。
・巻数が長い漫画は苦手。
キングダムは、合戦全体がわりと力技です。
漫画的に盛り上がる展開を重視しているため、いつのまにかキャラが別の場所に移動していたり、大軍同士で戦っているはずなのに大将の一騎打ちになることが度々あります。
そのため、ヤンマガで連載されている「センゴク」のような本格的な合戦描写を期待すると肩透かしになるかもしれません。
また、既にコミックスは50巻を超えていますが、恐らくまだ最終章ではないです。
現在の趙制圧の後、「燕」、そして「楚」への侵攻があります。
そのため、完結するのはまだ5年以上先でしょう。