「アオアシ」 頑張れ。人間は考える葦である。
こんにちは、ケチャップです。
今日の紹介は「アオアシ」です。
※ケチャップはサッカーど素人のクソニワカなので、実際のサッカーとしてどうかという見方ではなく、漫画としてどうかという見方で紹介していきます。
また、この先作品のネタバレを含みます。
はじめに
アオアシは、ビッグコミックスピリッツで連載中のサッカー漫画です。
作者の小林有吾さんは脱サラ漫画家で、初の代表作といえます。
あらすじは、愛媛県にある公立中学校のサッカー少年「青井葦人(あおいあしと)」が、東京にあるユース「東京シティ・エスペリオン」のセレクションを受け合格し、プロサッカー選手を目指すというお話です。
◯こんな人にオススメ!
・ストーリーがしっかりしている漫画が読みたい!
・特殊能力よりもリアル志向のサッカー漫画が読みたい!
アオアシは、ストーリー構成、登場人物の心理描写、サッカー描写が非常に緻密かつリアルに描かれています。
登場人物の人間関係、性格にリアリティがあり、ユース選手の待遇や生活も知ることができます。
また、アオアシの最も特徴的な点はアシトのポジションがサイドバックであること。
元々はフォワードの選手でしたが、物語途中にユース監督である福田の指示でサイドバックへ転向することになります。
サイドバックは、4バック又は5バックのサイドに位置するディフェンダーのポジション。
サッカー漫画の主人公は、キャプテン翼然りホイッスルやエリアの騎士然りFWかMFが鉄板です。
何故なら、点が取れるから。
漫画として、点を取ることが一番盛り上がりやすく絵も映えます。
野球漫画でいえばピッチャーを主人公にするくらい鉄板といえます。
しかし、アオアシでは主人公がDF。
この転向は主人公が「俯瞰的にフィールドを見る能力」が非常に長けていることに起因しています。
ストライカーではなく、サイドバックからの司令塔として成長を遂げるアシトの活躍は新鮮な面白さがあり必見。
あと大事なところ。
ヒロインの福田花ちゃんが超可愛いです。
✖️当てはまる人は苦手かも
リアルなサッカー描写、2019年7月現在17巻と読みやすい巻数とこれといった欠点はありません。
強いて言えば面白さの割にメディア展開等が無くネームバリューがあまりないこと。