「彼方のアストラ」くらえ！アヌティメッタダイボモモ！

こんにちは、ケチャップです。

今日の紹介は「彼方のアストラ」です。

※注意この先若干のネタバレがあります。

2007〜2013まで週刊少年ジャンプで連載されていてアニメ化もされた人気作品「スケットダンス」の作者である篠原健太先生の作品ですね。

漫画アプリ「ジャンプ＋」で過去連載されていて、現在は完結しています。(全5巻)

が、完結後もじわじわと評価が上がっていき、「このマンガがすごい！2019」オトコ編で第3位、マンガ大賞2019で大賞獲得など非常に評価が高いです。

2019年7月からアニメ化もされる予定！

ストーリーは、少年少女たちが学校のキャンプである惑星に降り立ったところ、不思議な球体に吸い込まれて突然宇宙空間に放り出されてしまう。

偶然近くに浮かんでいた宇宙船に乗り込み、故郷の星へ帰るために個性ある仲間たちと協力しながら未知の星々を旅しつつ犯人を突き止める、というお話です。

主人公の性格はボッスンを熱血漢にした感じ。真ん中にいる黒髪ツンツンの男の子です。

普段はアホっぽくて若干うざったいが、決めるところでは熱く決める少年漫画のお手本のような主人公です。

そのほかのキャラも個性あふれるキャラざ揃っています。

・ストーリーのクオリティが高い漫画が読みたい！

・巻数が短くまとまっていてテンポのいい漫画が読みたい！

恐らくスタートからゴールまで一連のストーリーを最初から組み立てていたんでしょう。

元々スケットダンスの頃から、ボッスンと椿の関係性など伏線の張り方が非常に上手い作者でした。

アストラのストーリーも巧みで、物語の起承転結、キャラへのスポットの当て方と関係性の変化、中盤の衝撃的事実の発覚、着地点、全てが綺麗にまとまっています。

特に中盤以降の伏線回収の連続は見事の一言です。

この作品はネタバレしてしまうと非常にもったいないので詳細は書けませんが、是非ネタバレサイト等ではなくご自身で読まれることをオススメします。

また、スケットダンスの頃からお馴染みである個性あるキャラのテンポのいい掛け合い、エピソードごとのしっかりした起承転結ももちろん健在。

スケットダンスでは、人を選ぶギャグや生々しい展開、重すぎるシリアスがありましたが、今作ではそういった面は減っていますね。

シリアスもありますが、元々がギャグ漫画ではないので全体の雰囲気から浮いていません。

全体的に完成度が高くクセの強さもないので、これというのは浮かびません。

全5巻と短く読みやすいので、次何の漫画読もうか？と悩まれている方は是非。